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執筆者の写真Raiki

旅するタンタラス -まったく、ない。-


思ってた通り披露宴でギターを弾いてきた俺だ。

しかも二回だ。

挙式と合わせると4時間ほどにもなった結婚式もなんとか終了し、

気づいたら実家は総勢10名ほどの大所帯になっていた。

実家に帰ると恒例のようになっているが麻雀と無駄話を行ったり来たり…。

それが楽しかったりするんだけどね。

1番泣いていたのは母親だった。

いや正確にいうとなぜメイクをしてきたのか疑問になるほどのきなみ女性陣は見事に全滅だった。

母親が式場で指揮をとっていることもあって演出やら何やらがもうさ、やりたい放題だったよ。

懐かしい顔ぶれにも会えたし、何より家族が久しぶりに集まったことが今回はすごくよかった。

…でだ。

俺にとってはそんなことはどうでもいいんだ。

っていうくらい重要なことがあるんだ。

久しぶりに食べたんだよね。旭川ラーメン。

店の戸を引いた瞬間に立ち込めるスープの匂いを嗅いだ時俺は確信したね。

“いや、そりゃ!本州にはないよ!”ってね。

実を言うと色んな土地に行っては旭川ラーメンに極力近いものを探していたんだ。

ところがこの地をうろつき出して早5年。

まっっっっっっっっったく、ない。

ぜんっっっっっっっっぜん、ない。

そこでだ。

これを呼んだそこのあなた。

ぜひここはと言う旭川ラーメンに近いラーメン屋があったら教えてくれ!

旭川ラーメンの看板を掲げているところなんかでもいい。

ぜひ教えてくれ!

それこそが!

今の俺の夢なんだ!

俺は旭川ラーメンと結婚することにするよ。

あ、言い忘れてないぞ。

ひろき、結婚おめでとう。

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